作成日:2020/12/18
【建設業者様】施工管理技士 筆記試験合格者には「技士補」の資格
令和3年4月より、施工管理技士試験において「技士補」という資格が導入されます。
施工管理技士の試験においては、1次:筆記試験、2次:実地試験をクリアして合格となりますが、従来の制度では、1次に合格しても2次で不合格となってしまうと何も得られません。
そこで、この度の改正では、1次試験に合格した者に対し「技士補」という資格を与えることで、資格受験に対してのモチベーションを維持しようという狙いがあります。
また、これまでは特定建設業許可業者が元請として総額4,000万円(建築一式工事は6,000万円)の工事を受注した場合、工事現場ごとに専任で監理技術者の配置が必要でした。
1級の施工管理技士試験に合格した監理技術者は引く手あまたで、特定許可をもった企業においては常に技術者不足が問題となっていました。
それがこの「技士補」制度の創設により、1級技士補を現場に専任配置すれば、監理技術者は2つの現場を兼任できるようになったのです。
技術者問題が深刻化していた建設業界には大きな改革ですね!
「技士補」についてご不明な点があればお気軽に大砂行政労務事務所までお問い合わせください。
技術検定について.pdf