作成日:2021/09/21
【建設業者様】違法な長時間労働 816件(R2度)
厚生労働省は、長時間労働が疑われる事業場に対して令和2年度に労働基準監督署が実施した、監督指導の結果を発表しました。
対象となった24,042事業場のうち、8,904事業場(37%)で違法な時間外労働が確認され、是正改善に向けた指導が行われたそうです。
建設業については、全体で4番目に多い業種となり、2,004事業場が監督指導の対象で、うち816事業場で違法な長時間労働が見受けられたとのことです。
厚生労働省では、今後も長時間労働の是正に向けた取り組みを積極的に行うとともに、11月の「過重労働解消キャンペーン」期間中に重点的な監督指導が行われます。
従業員に少しでも時間外労働をさせる場合は36協定の締結及び労働基準監督署への届出が必要です。
労働基準法をしっかりと遵守し、適正な労働環境を整備しましょう。
厚生労働省発表の指導結果および実際の指導例については添付の資料をご確認ください。
R2 監督指導結果.pdf