作成日:2022/02/24
【事務所スタッフのとある休日】かき餅作り
こんにちは!大砂事務所の石野です。
私は月に一度、土曜日を二人で暮らしている両親のリクエストに応える日に設定しています。まだまだ元気な両親(84歳)ですが、年を重ねるにつれて自分たちだけではできないことも増えてきています。先月のリクエストは、今はもう使わなくなった2階の客間とお客布団の整理でした。大変でしたが、きれいになった客間に大満足してくれていました。
今月の母のリクエストはかき餅づくりです。
かき餅作りは4年ほど前から始めているのですが、毎年何らかのトラブルが発生します。
昨年は、味はよかったのですが干していると細かく割れてしまいました。
今年は、重曹を少し入れるとふっくらとしたかき餅になるというアドバイスを受けたという母の言葉を信じて、重曹を入れてみることにしました。
餅つき機で4臼(白、エビ、ゴマ、しそ)つきました。白いかき餅には砂糖を入れるのですが、餅つき機の羽に砂糖がからんでなかなか混ざらず今年も大苦戦です。こねている餅つき機に「お湯を少し足せば、砂糖が溶けるかな?」と言った瞬間に母が大胆にも電気ポットで沸かしたお湯を少しどころではなく注いでしまいました。「そんなに。。。」と笑いながらしゃもじで餅つき機のこねを助けて、なんとか完成!
今年の新たな挑戦は「しそ」です。自家製梅干しのしそを絞り、細かく刻んで入れるときっと香りもよくきれいな赤色のかき餅ができるよね。と楽しみにしていたのですが。。。
重曹を入れたとたん。。。赤いしそが何とも言えない色に変色しちゃいました(笑)
母は一言「汚い色。。。」。二人で大笑いしながら、「ま、いいか。味はきっといいね。」
なんとかかんとか、今月のリクエストのかき餅作りが楽しく終了しました。後は、固まるのを待って薄く切って部屋に陰干しをします。出来上がりは約1ヶ月後です。
今年は割れないかき餅ができますように。。。
割れないかき餅の作り方を知っていらしゃる方、教えていただければ嬉しいです。
かき餅作りの後、お昼ご飯をすまし、父と母が並んで縁側に腰かけて、日向ぼっこしている穏やかな景色を後ろから眺めながら、二人とも耳が遠くなっているので、聞いていて全くかみ合っていない会話でも二人の間では通じているのを不思議に思い、とても微笑ましくこの穏やかな日が長く続きますようにと願いました。
代表大砂はいつも、悔いのないように親孝行をしなさいと言っています。私は親孝行できているとまでは言えませんが、今日一日何事もなく両親が過ごしてくれているのが一番の幸せです。