作成日:2022/09/30
事務所スタッフのとある休日 ◇祖母の「栗の渋皮煮」に挑戦
山本です。
隣のおばさまに栗をたくさんいただきました。
我が家で栗といえば、祖母が作ってくれる「栗の渋皮煮」が、とてもおいしくて大好きで、祖母が大量に作って私の友人にも分けてくれ、みんなこの時期を楽しみにしていました。
3年前までは祖母が作っていましたが、93歳となり今年施設に入所したので、いただいた栗で今年は自分で渋皮煮を作ってみようと初挑戦しました。
50個程の栗の鬼皮を剥き、灰汁とりを5回繰り返して、砂糖とブランデーで味付けをして完成しました。
作るのはなかなか大変と聞いていましたが、鬼皮を剥く段階でヘトヘトに、、、
でも時間も手間もかかる分、完成した時の達成感は大きかったです!
実家にもお裾分けし、父母も家族もおいしいと言ってくれました。
反省点は、渋皮に傷をつけてしまったせいか?破裂してしまったものが数個ありました。
祖母がいつも「大変やけど筋をキレイにとった方がおいしい」「みんながおいしいと言ってくれるから食べさせたい」と言っていたことを思い出し、次作るときはもっと「丁寧」を心がけ、祖母の味に近づけられるようにしたいと思います。
今回、自分で作ってみることで、祖母が毎年時間をかけて作ってくれていたことが、ありがたいことだったと今さらながら感じました。
敬老の日を兼ねて、施設に会いに行く予定にしていたので、祖母にも、私が初めて作った渋皮煮を食べて欲しいと思いましたが、コロナの感染予防で食べ物を持ち込めないとのことでした。
久々に会えた祖母に渋皮煮を作ったことを話すと『よかったなぁ』と。元気そうで、私と子どもたちのことは分かっている様子だったことも嬉しかったです。
祖母にはこれからも元気で、来年こそはもっとおいしく出来た渋皮煮を差し入れ、食べて欲しいです。